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仮設の「保温部屋」
2006年10月18日 (水) | 編集 |
絶対安静のぴろぴろを家に連れて帰る条件は、毎朝の状態報告の電話と点滴の為の通院、そして入院中と同じ30度保温をキープすることでした。
小鳥の病院では30度という徹底した温度管理をする為に保育器が使われています。
体調が悪く食べることができない病鳥の体温低下を防ぐには保温は絶対条件。

南向きで冬でも暖房は朝と夜に床暖房を少しつければ十分という暖かいリビングに鳥篭を置いていた為、特別に小鳥用の暖房は使用していませんでした。
夜、寝る前に毛布をかけてやれば朝でも20度以下になることはなかったから。

でも今夜から30℃をキープしなければなりません。

小鳥の病院から家に帰る途中の車の中で考えました。
もう時間も遅いから今から揃えられるもので「保温部屋」を作るにはどうすればいいのか。

キャリーケースにぴろぴろを移せば簡単に保温できます。
でもぴろぴろの為にはいつもの籠ごとの保温がいいにきまっています。

大きな鳥篭ごと保温するにはどうすればいいのか?

とりあえずということで思いついたのが、ペットサークルを組み立てて、それを骨組みにして透明のアクリル板で覆ってしまうこと。

半畳敷きのホットカーペットの上に鳥篭を置いて、サークルとアクリル板、あとは毛布や部屋のエアコンでなんとかなるはず。

そのまま遅くまで開いていたペットショップに駆け込んで、ペット用サークルを買いました。
小鳥用のペットヒーターがあればよかったんだけど、そのお店は犬と猫専門。
時間が遅くてそのお店も閉店準備中に駆け込みました。 そのあとこれも閉店間際のホームセンターでアクリル板と温度計を購入。

家に帰るとリビングの暖房フル稼働。
みるみる上がる室温に汗だくになりながら、「保温部屋」を作りました。
ペットサークルは、接続部分をずらすことで大きさを変えられます。 少々強引だけど、犬や猫のように飛びついて破壊(笑)することはないので大丈夫。

鳥篭より一回り大きな囲いを作ってそれにアクリル板を組み合わせました。
とりあえずということなので接合部分は外側からセロハンテープです。 上側はアクリル板で蓋をしてから毛布をかけました。
温度計を中に入れて「仮設保温部屋」の完成。

ところが予想外に温度があがりません。
もっとピンポイントで鳥篭の中を温める方法はないかな?

ここでやっとネットで調べることを思いつきました。
そして「電球での保温」を知りました。

っていっても今時裸電球をそのままつけるようなものなんてありません。
そこでスタンドのガラス蓋を外すことにしました。
IMG_1599.jpg IMG_1601.jpg

60Wの電球はかなり熱いので、もちろん直接鳥篭の中には入れることはできません。
サークルの幅を調節しなおして、鳥篭の横に電球を設置してそこからの熱で鳥篭の中が暖まるようにしました。

みるみる鳥篭の中の温度は上昇。
とりあえず成功?
って思ったら、今度は別の問題点が。

眩しくてぴろぴろが恐がりました。
いつも寝ている場所とは違う隅っこに移動して眩しそうに目を細めて「これ、嫌だぁ!」って訴えてきました。

それによく考えると、もし何かの拍子にサークルが倒れたりして直接電球に接触したら大変なことになります。

再び解体して、スタンドにガラスカバーを取り付けてもう一度作り直しました。
白いすりガラスのカバーをかけると眩しさはかなりましになって、とりあえずこれでOK。

温度もなんとか30℃をキープ。

でもぴろぴろはあまりの環境の変化にかなり辛そう。
体調が悪いのもあって眠ってるんだけど、こっちの様子をしっかり見ていて、私が視界から消えると鳥篭の入り口まできて大騒ぎ。

餌もほとんど食べません。
少し食べては吐き気に襲われる様子を見ているのは本当に辛かったです。

その夜は鳥篭の前で寝ました。
ほとんど眠れなかったんだけど、たまにウトウトするとぴろぴろが籠の入り口まできて私を覗き込んで「ピ~?(語尾を上げる(笑))」って話しかけてくる。
ぴろぴろも環境の変化に順応できてなくて落ち着かない様子。

夜中に何度も温度計をチェックして温度が下がっていれば床暖房をつけて、上がりすぎれば消して。
やっぱり30℃を一定に保つことは無理でした。

次の日病院の帰りに大きなペットショップへ行き、小鳥用のセラミック電球のヒーターとサーモスタットを購入。
IMG_1590.jpg IMG_1592.jpg

IMG_1594.jpg


「仮設保温部屋」の大改装です。

本来は鳥篭の中に設置するペットヒーター
でもぴろぴろは見慣れないものは徹底的に攻撃する子。
万が一の火傷を考えて、直接触れられないようにしました。
ペットサークルに設置して鳥篭をギリギリまで近付ける。
そうすれば鳥篭の中も十分暖かくなります。

ひよこ電球用のサーモスタッドを取り付けたので温度が上がりすぎることもなく、とりあえず「保温部屋騒ぎ」は一段落。

もちろんペットサークルにアクリル板を取り付けただけの囲いは隙間だらけ。
ペットヒーターだけでは保温は足りなくて、小さなホットカーペットの上に鳥篭を置きました。
床暖房は一晩中稼動。( ̄∀ ̄;)汗デンキダイガ・・・
そしてその大きな「保温部屋」はリビングの真ん中にでで~ん。

部屋の作り上、壁際に置くとすれば東側か南側。
でもその両方に大きな窓があるため、そこはリビングの中でも一番温度変化が激しい場所。
そんなところには健康な小鳥であっても置くわけにはいけません。

なんだかすごい状況になったリビング。
でもぴろぴろの命には換えられません。

ぴろぴろにとっては「恐ろしく眩しい敵」であった、電球がなくなったおかげで、ストレスはかなり緩和されたようでした。

緊急事態ということで保温優先で使用した電球。
保温能力は確かに優れていますが、小鳥の体内リズムを考えるとやはり24時間明るい状態をいうのは相当なストレスを与えてしまうようです。

餌をしっかり食べられない状態の小鳥の場合は、夜中も真っ暗にするのではなく餌を食べられる程度の明かりはあったほうがいいのですが「スポットライト状態」は人間でも嫌ですもんね。

とりあえずの緊急保温でこのとき使ったもの。

・組み立て式のペットサークル
・アクリル板
・毛布
・球形の電気スタンド
・一人用サイズのホットカーペット
温度計

アクリル板が無ければとりあえずということでダンボールでもいいと思います。
病院の開いていない時間に小鳥の具合が悪くなったらまず30℃を目安に保温。
本格的な長期療養にはいろんな問題点も出てきますが、とりあえずの「仮設保温部屋」ならお家にあるものや簡単に手に入るもので作ることができます。

そしてその時の注意点はこれ。

・温度管理が完璧じゃないのでできるだけ温度変化の少ない静かな場所に置く。(これは普段の鳥篭の設置場所も同じですが)
・夜でも真っ暗にはしない。(夜中に餌を食べることができる程度の明かり)
 ↑に関しては電球を使っていれば明るすぎる(;^_^Aので大丈夫ですね。


そしてできるだけ早くペットショップへ行ってペットヒーターサーモスタットを購入してあげましょう。

ペットヒーターは明かりの出ないセラミック電球のヒーターがお薦めです。
サーモスタッドはこの時は普通のひよこ電球用のを購入したのですが、誤差が激しいので、爬虫類用のサーモスタットが理想です。
IMG_1597.jpg

あと、温度計について。
これは普通の温度計ではなく、最高温度と最低温度が表示されるものが便利です。
IMG_1598.jpg

最高温度と最低温度をチェックすることで、サーモスタットの誤差がわかります。


翌日にペットヒーターサーモスタットを取り付けたとは言え、今から思えばほんとにお粗末な「保温部屋」。
でもこの「仮設保温部屋」が、このあと私が考えた「究極の保温部屋」への第一歩だったのです。


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コメント
この記事へのコメント
昔ひよこ買ってた時は
同じように裸電球を1日当ててたことがあります。
小学校の頃です。
その時小学生の浅はかな知恵でしたけど段ボールで作った箱に入れ、眩しいから寝る場所に屋根を作った記憶があります。
以外と上手くいきましたよ!
それよりもぴろぴろが心配です。
頑張れ!ぴろぴろぉ~
思わず言っちゃいましたから(^-^;
続きが凄く気になります。
大変だとは思うのですが早目に更新お願いします
2006/10/18(Wed) 19:51 | URL  | 湘南のひろ #-[ 編集]
ひろさん
ひろさんはヒヨコちゃんも飼ってたことあるんですねぇ。
私も昔ヒヨコが欲しくて「飼って~飼って~」て親に言ったことありました。(笑)
住宅地で朝から鳴いたらどうするのぉ!!って言われて断念。(;^_^A

寝る場所に屋根。。。小学生ながらちゃんとそこまで考えてあげてたんですね。
なんだか今のひろさんの動物に対する優しさが、その頃からだったんだなぁって伺えますよぉ♪(o^-^o)

ぴろぴろのこと、応援してくれてありがとう。
このときはね、そのあと復活して半年ぐらいの通院でとりあえず終了しました。
でもそれからも何度か危険はあって、そのたびに心配で心配で。
長いときは3週間入院。
それでも頑張ってちゃんと帰ってきてくれたんですけどね。

今年の7月にお星さまになるまで、ほんとにいっぱい頑張ってくれました。
このブログとviralarticleへの投稿は、私の中のぴろぴろへの感謝の気持ちなんですよぉ。(^ー^)
2006/10/19(Thu) 09:54 | URL  | sakanabiyori #-[ 編集]
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